豚肉と旬の野菜のお話 ~冬野菜編~
小豆とはどんな食べ物?
小豆は日本で古くから親しまれてきました。日本では北海道が生産量の80%を占めていて、東北や京都でも作られています。日本で作られている小豆の種類は、数十種類にもなります。その中でも代表的な種類は「大納言」で、皮が丈夫で割れにくく粒が大きいのが特徴です。豆は煮る時に一晩水につけてから煮るのが一般的ですが、小豆は水に浸してから煮ると皮が割れてしまうので、浸さないで煮ます。また小豆のの旬は10月から2月までと秋・冬の食材です。
小豆の栄養「食物繊維」
あずきは食物繊維が豊富な食材です。その量はさつまいもの6.3倍、ごぼうの3倍にもなります。食物繊維は炭水化物の一種ですが栄養にはならず、消化吸収をサポートする役割があると言われています。腸内の不要物をからめ取りながら移動し、糖質の吸収を緩やかにするとともに血糖値の急な上昇を抑えるため、生活習慣病の予防や大腸がんを防ぐ効能があると言われています。食物繊維は腹持ちをよくするため、食べ過ぎを防いでダイエットにも役立ちます。その他、腸を刺激して便秘を解消する効能があると言われています。ただし、あずきは不溶性食物繊維が多いため、摂りすぎるはかえって便秘やお腹が張る原因になります。水分も一緒にしっかりと摂るようにしましょう。
※良好倶楽部より参照
冬にかかりやすい病気
冬は感染症の季節、予防対策は万全ですか?インフルエンザやノロウイルスなど毎年冬になると流行しやすい感染症があります。これらの感染症から身を守る為には手洗い・うがいなど日常生活での予防対策が不可欠です。冬は気温が低い為、人の免疫力は低下します。また外気の乾燥に加えて、夏場ほど積極的に水分を取らなくなるため体内の水分量も不足しがちです。その結果、体内外の乾燥によって鼻・喉の粘膜が傷みやすくなり、ウイルス感染症を起こしやすくなると言われています。免疫力を高める食材としても小豆は有効です。また小豆は体を温める食材と言われています。冬場に積極的に食べたい食材の一つです。
※栄養net参照