INTERVIEW.02
生産技術職
小川 晴佳
大平牧場 分娩
北里大学 獣医学部 生物環境科学科
2017年入社
CHAPTER 02
分娩担当の仕事は、産まれてきた仔豚を1頭でも多く取り上げ、離乳の日(20日程度)を迎えるまで無事に育てることです。最も大切なのは、産道に残っている子豚に気づくこと。母豚の呼吸やお腹の張り具合、胎盤の娩出、子豚の数などから判断し、違和感を覚えたときはすぐに産道に手を入れて確認します。配属当初は「もっと早く気づいていたら」と悔やむこともありましたが、今は違います。同じ後悔をしないために磨いてきた観察力、洞察力を発揮して成果を出すことにやりがいを感じています。毎日、仔豚が産まれてくる瞬間に立ち会えるのもこの仕事の魅力です。職場の雰囲気がすごく良くて休日・休暇も楽しく過ごせているので、できるだけ長く今の仕事を続けていきたいと思っています。
休日の楽しみは地元の吹奏楽団でクラリネットを吹くこと。牧場の先輩がこの楽団のトランペッターだったので紹介してもらったのです。吹奏楽は学生時代に真剣に打ち込んだこと。できれば就職後も演奏を続けたいと思っていたのでうれしかったです。メンバーは30人くらいで、曲はポップスからクラシックまでさまざま。週に1度、会社の寮から近いスタジオで音合わせをして、地元のイベントや定期演奏会などで発表しています。仕事の必需品はインナーウェア。夏場は作業時に腕を守るため半袖シャツの下に速乾性の長袖を。冬場は冷え込みが厳しいので保温力の高いインナーを着用しています。
吹奏楽団ではクラリネットを担当。「練習で合わなくても本番ではいい感じになる楽団です」
分娩舎やオフィスに空調設備が整っているが屋外の作業も多いので機能性の高いインナーは必需品