INTERVIEW.01
生産技術職
後藤 迅人
大平牧場 育成
玉川大学 農学部 生産農学科
2019年入社
CHAPTER 02
大平牧場では、離乳舎にいる子豚約6,000頭を私と上司の二人で、どちらかが休みの日は一人で管理します。そんなことができるの?と多くの方は驚かれますが、毎日子豚と向き合っているうちに観察力が高まり、健康状態のいい子豚とそうでない子豚を正確に見分けられるようになりました。もちろん、一人のときは緊張感が高まりますが、私は6,000頭もの子豚を管理する仕事を自分でコントロールできることにやりがいを感じています。また子豚は離乳舎に41日間滞在した後、肥育舎に移動します。そのたびに肥育舎の担当者からは私が管理した子豚の品質等についてフィードバックがありますので、モチベーションも高いレベルで維持できるのです。
牧場では自動給餌装置や空調機器などの修理もできる限り自分たちでおこなうので、マルチツールを購入。機械と電気にも少し詳しくなってきました。休日の楽しみはパンづくり。ドライイーストが手に入らなくなった時期は自分で酵母を作ったこともあります。最近は卵とバターをたっぷり使ったブリオッシュに挑戦しています。『やまと豚』を食べることも多いですね。オススメは何と言ってもステーキ。油をひかずフライパンで焼いて、肉汁の旨みを味わうのが最高です。
休日は牧場から車で30分ほどの自宅でパンづくり。「まだ仲間に出せるレベルではありません」
機械修理用に携帯しているマルチツール。「修理業者を呼ぶより早いと思えば自分でやります」