INTERVIEW.03

「おいしいよ」と自信を持って
薦められるものをつくりたかった

臼井 駿

製造職

臼井 駿

製造部 伊勢原工場
日本大学 生物資源科学部 動物資源科学科
2020年入社

CHAPTER 01

見栄えを損ねないよう包丁を入れ
どの生肉も無駄なく使い切る。

神奈川県の伊勢原工場で、部位別に届く生肉の原料処理、ハム・ベーコンの塩漬、ロースハムの整形をおこなっています。なかでも難しいのは原料処理です。部位ごとに骨の付き方や血管の位置が違い、包丁の入れ方ひとつで見栄えを損ねてしまうため、迷ったときはベテランの職人さんを頼り、教わったことは忘れないようにして処理の精度を高めています。常に考えているのは、どの生肉も無駄なく使い切ること。入社後1年間の牧場研修で商品として出荷される豚と向き合い、そう考えるようになりました。うれしいのは家族や友人が、私がつくったものを「おいしい」と言ってくれること。私自身、誰に対しても自信を持って「おいしいよ」と薦められるものをつくりたくて入社しましたので、その言葉が何よりも励みになりますね。

臼井 駿

CHAPTER 02

空き時間には独自のテーマで
試作品づくりにチャレンジできる。

入社して感じたフリーデンの良さは、上司や工場長の後押しのもと、早い時期からやりたいことに挑戦できること。その1つが新商品の試作品づくりです。通常、試作品開発は新商品の企画書作成や提案といった工程を経て慎重に進められるものですが、当社の製造工場では空き時間を利用していつでもチャレンジすることが可能です。私は今年のお中元シーズンが終わった後、コンソメを使った野菜スープに合うソーセージづくりを始めました。砂糖、でんぷんなど自然由来の成分だけを使い、スパイスの配合で違いを出すのが私のテーマです。バリエーションは無限にありますので、試食会での意見を参考にしながら続けていきたいです。

SPECIAL COLUMN

臼井さんの
ちょこっとコラム

仕事の愛用品は30cmの筋挽き包丁。会社から支給されたものを大事に使っています。趣味は写真撮影。入社後は一人で過ごす時間が増えたので、ミラーレス一眼を買いました。どこかに出かけるときは鞄に入れて風景や街並みを撮り、SNSにアップしています。特技は中学から大学まで続けたバスケ。休日は大学時代の友人たちのチームで試合をしています。コートが近いので仕事帰りに楽しむこともありますね。

仕事の「愛用品」

入社後に購入したカメラで撮影。「今年は旅行もできそうなので使う機会が増えそうです」

仕事の「愛用品」

全長30cmの筋挽き包丁。これ一本で生肉の原料処理をおこなうので週に1度は研いでいる。

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