INTERVIEW.02

どれだけ分娩の経験を積んでも
出産の瞬間には大きな感動がある。

小川 晴佳

生産技術職

小川 晴佳

大平牧場 分娩
北里大学 獣医学部 生物環境科学科
2017年入社

CHAPTER 01

初めて見学した牧場で
豚に対する愛情を感じた。

大学では、野生動物から土、水・植物の環境まで、実践的なフィールド科学を総合的に学びましたが、就職活動は鶏・豚・牛などの飼育を仕事にできる会社を軸に展開しました。フリーデンに決めた理由は自分が想像していた養豚場よりもはるかに事業規模が大きく、給与・年間休日・各種手当などの雇用条件が充実していたからです。初めての牧場見学で場内を案内してくれた先輩たちを通じて、人に対するやさしさやあたたかさ、豚に対する愛情を感じたことも理由の1つです。入社後は群馬県・大平牧場に配属となり、3年間、種付け部門とAIセンターでインキュベーターによる精液の管理や母豚へのワクチン接種などを担当。現在は分娩部門で、お産の介助・仔豚の取り上げ、母豚と仔豚の体調管理、豚舎の衛生管理などをおこなっています。

小川 晴佳

CHAPTER 02

同じ後悔をしないために
母豚の異変を察知する力を磨いてきた。

分娩担当の仕事は、産まれてきた仔豚を1頭でも多く取り上げ、離乳の日(20日程度)を迎えるまで無事に育てることです。最も大切なのは、産道に残っている子豚に気づくこと。母豚の呼吸やお腹の張り具合、胎盤の娩出、子豚の数などから判断し、違和感を覚えたときはすぐに産道に手を入れて確認します。配属当初は「もっと早く気づいていたら」と悔やむこともありましたが、今は違います。同じ後悔をしないために磨いてきた観察力、洞察力を発揮して成果を出すことにやりがいを感じています。毎日、仔豚が産まれてくる瞬間に立ち会えるのもこの仕事の魅力です。職場の雰囲気がすごく良くて休日・休暇も楽しく過ごせているので、できるだけ長く今の仕事を続けていきたいと思っています。

SPECIAL COLUMN

小川さんの
ちょこっとコラム

休日の楽しみは地元の吹奏楽団でクラリネットを吹くこと。牧場の先輩がこの楽団のトランペッターだったので紹介してもらったのです。吹奏楽は学生時代に真剣に打ち込んだこと。できれば就職後も演奏を続けたいと思っていたのでうれしかったです。メンバーは30人くらいで、曲はポップスからクラシックまでさまざま。週に1度、会社の寮から近いスタジオで音合わせをして、地元のイベントや定期演奏会などで発表しています。仕事の必需品はインナーウェア。夏場は作業時に腕を守るため半袖シャツの下に速乾性の長袖を。冬場は冷え込みが厳しいので保温力の高いインナーを着用しています。

休日の楽しみ♪

吹奏楽団ではクラリネットを担当。「練習で合わなくても本番ではいい感じになる楽団です」

仕事の「必需品」

分娩舎やオフィスに空調設備が整っているが屋外の作業も多いので機能性の高いインナーは必需品

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