INTERVIEW.01

6,000頭の子豚をどう管理するか。
自分で考え、実行するのが楽しい

後藤 迅人

生産技術職

後藤 迅人

大平牧場 育成
玉川大学 農学部 生産農学科
2019年入社

CHAPTER 01

養豚業における6次産業化を
確立していることに魅力を感じた。

大学ではスズメバチの唾液の成分について研究していましたが、学問と就職を結びつけて考えたことはなかったので、農学の知識を活用できる企業を探し、フリーデンと出会いました。入社の決め手は、農業の6次産業化の経営スタイルを確立していたこと。生産技術職を希望したのは、その根幹となる生産牧場でキャリアをスタートしたいと考えたからです。幼い頃から動物が大好きでしたが、それだけで務まる仕事でないことは理解していました。入社後は秋田県・大吉牧場の種付け部門で母豚の飼養管理や人工授精(カテーテル注入)などを担当。現在は岩手県・大平牧場の育成部門で、離乳した仔豚(生後日齢20日~70日)の飼養管理(給餌、体重計測、病気の予防・治療)、豚舎の衛生管理などをおこなっています。

後藤 迅人

CHAPTER 02

子豚と向き合っていると
おのずと観察力が高まっていく。

大平牧場では、離乳舎にいる子豚約6,000頭を私と上司の二人で、どちらかが休みの日は一人で管理します。そんなことができるの?と多くの方は驚かれますが、毎日子豚と向き合っているうちに観察力が高まり、健康状態のいい子豚とそうでない子豚を正確に見分けられるようになりました。もちろん、一人のときは緊張感が高まりますが、私は6,000頭もの子豚を管理する仕事を自分でコントロールできることにやりがいを感じています。また子豚は離乳舎に41日間滞在した後、肥育舎に移動します。そのたびに肥育舎の担当者からは私が管理した子豚の品質等についてフィードバックがありますので、モチベーションも高いレベルで維持できるのです。

SPECIAL COLUMN

後藤さんの
ちょこっとコラム

牧場では自動給餌装置や空調機器などの修理もできる限り自分たちでおこなうので、マルチツールを購入。機械と電気にも少し詳しくなってきました。休日の楽しみはパンづくり。ドライイーストが手に入らなくなった時期は自分で酵母を作ったこともあります。最近は卵とバターをたっぷり使ったブリオッシュに挑戦しています。『やまと豚』を食べることも多いですね。オススメは何と言ってもステーキ。油をひかずフライパンで焼いて、肉汁の旨みを味わうのが最高です。

ただいま修行中

休日は牧場から車で30分ほどの自宅でパンづくり。「まだ仲間に出せるレベルではありません」

すっかり「必需品」

機械修理用に携帯しているマルチツール。「修理業者を呼ぶより早いと思えば自分でやります」

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